私がセロニアス・モンクを聴いたきっかけは”音楽好きあるある”のパターン。
大好きなアーティストが関連した作品を聴いていって出会うというヤツです。
私の場合はサックス・プレイヤーのソニー・ロリンズが参加した作品を色々聴いているうちにセロニアス・モンクと出会いました(*'-')
曲名リスト
1.Brilliant Corners
2.Bar-Lue Bolivar Ba-Lues-Are
3.Pannonica
4.I Surrender Dear
5.Bemsha Swing
前述のソニー・ロリンズ(テナー・サックス)、アーニー・ヘンリー(アルト・サックス)、マックス・ローチ(ドラム)、クラーク・テリー(トランペット)、オスカー・ベティフォード(ベース)等が参加した'57年の作品で、彼の代表作の1つと言われています。
何と言っても圧巻はタイトル・トラックの"Brilliant Corners"!
一歩間違えると不協和音の様な複雑な絡み、後半ではテンポが一気に加速するという構成。
モンクの独創性もさる事ながら、それについていくメンバーのテクニックの凄さが伝わってきます。
この他ではビング・クロスビーの名曲を演奏したピアノ・ソロの"I Surrender, Dear"やベースのオスカーと喧嘩した為、トランペットのクラークやベースのポール・チェンバースが急遽メンバー入れ替えで録音された"Bemsha Swing"が違う空気感を出してバランスを良くしてる気がします。
喧嘩と言えば、セロニアスは独創的過ぎてミュージシャンと口論になる事が多いですね。
有名なのはマイルスのアルバムに参加した時も口論になったと言われています。
(後にマイルスは意見を述べ合って合意した上と喧嘩説を否定してます)
真相はどちらにせよ才能と才能がぶつかり合えば口論になってもしょうがないでしょうね。
0 件のコメント :
コメントを投稿