'65年、ブルースはライブ・パフォーマンスを拒否したブライアン・ウィルソンの代役として参加していたグレン・キャンベルが抜けた為にマイク・ラヴから誘われて代役の代役(？)として参加し、これ以降”６人目のビーチ・ボーイズ”として活躍します。
ブルースもこの時はまさかここまで長くビーチ・ボーイズに在籍するとは思わなかったんじゃないでしょうか？！
ブルースはライブだけでなくアルバム制作にも関与しています。
最初にレコーディングに参加したのはビーチ・ボーイズの代表曲"California Girls"で、この曲ではコーラスを担当しています。
最初はコーラス程度でしたが、名盤「ペット・サウンズ」に収録された"Good Only Knows"ではコーラスから１歩前進してハッキリと判るヴォーカルになります。
またレベールをリプリーズに移籍した第一弾アルバム「サンフラワー」('70)では"Deirdre"、"Tears in the Morning"をソングライト＆リード・ボーカルを担当し、徐々に存在をアピール。'71年の「サーフズ・アップ」に収録された"Disney Girls"はアート・ガーファンクル等にカヴァーされる程になりました。
ブライアンが迷走していた時代を支え、デニスとカールを亡くしグループが分散した後もマイク・ラヴと一緒にビーチ・ボーイズの名を継ぎ頑張った立役者の一人ですね。
本来であればブルース・メインのアルバムを紹介すべき所ですが、やはりビーチ・ボーイズのメンバーという事＆オリジナル・アルバム１枚に絞れない事から、今回はベスト盤を紹介しておきます('-')
カリフォルニア・フィーリン~ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ~選曲:ブライアン・ウィルソン
ビーチ・ボーイズ
曲名リスト
1. サーファー・ガール
2. イン・マイ・ルーム
3. ドント・ウォリー・ベイビー
4. 太陽あびて
5. アイ・ゲット・アラウンド
6. カリフォルニア・ガールズ
7. キャロライン・ノー
8. 神のみぞ知る
9. グッド・ヴァイブレーション
10. 英雄と悪漢
11. サーフズ・アップ
12. ワンダフル
13. ビジー・ドゥーイン・ナッシン
14. ウィアー・トゥゲザー・アゲイン
15. タイム・トゥ・ゲット・アローン
16. ディス・ホウル・ワールド
17. ティル・アイ・ダイ
18. マーセラ
19. セイル・オン・セイラー
20. カリフォルニア・フィーリン
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ベスト盤も数多く存在し迷う所ですが”夏＝ビーチ・ボーイズ”と言われがちな所があるので、今回はキャピトル・レコードからデビュー40周年になる'02年にリリースされた本ベスト盤を選びました。
本ベスト盤が他と違うのは、楽曲の選曲をフロント・マンでもあるブライアン・ウイルソンがキャピトル、ブラザー２つのレーベルからリリースした作品の中から"2002/2/11時点"で選曲したという事です。
本人曰く"明日になれば違う曲を加えていた"という発言から、いかに彼の中で思い入れのある曲が多いかというのが伺えます。
冒頭の"California Girls"といった代表曲はモチロンですが、フィル・スペクターを意識したサウンドと美しいファルセットのヴォーカルが聴いていて心地よい"Don't Worry Baby"、名盤｢Pet Sounds｣に収録された憂いのある"Caroline No"や"God Only Knows"、カール・ウイルソンが歌う中音域のヴォーカルとコーラスが絶妙な"This Whole World"･･･この他にも秀逸な曲が数多く収録されています。
またこのベスト盤には'71年に書かれ'74年にビーチ・ボーイズで録音されたもののお蔵入りとなった曲を新録したタイトル曲"California Feelin'"が収録されています。
今年はグラミーでマルーン５達と"Good Vibrations"をパフォーマンスした事で話題になりましたね！
そして６月にビーチ・ボーイズ&ブライアン・ウィルソンとして23年振りにレコーディングされた「ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ」も好評を博してます。
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８月には来日公演があるそうなので行かれる方は楽しんできて下さい！！
8月16日(木) ： 千葉・QVCマリンフィールド
8月17日(金) ： 大阪府立体育会館
8月19日(日) ： 名古屋・日本ガイシホール
ツアー情報は下の公式サイトをご覧ください。
THE BEACH BOYS | UPCOMING ARTIST | CREATIVEMAN PRODUCTIONS
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