Speak Your Peace / Terry Callier ('02)

好き勝手にアルバムを紹介するとなると難しいものですねw
なにより前置きを考えるのが一苦労なので、前置きがない時はいさぎよく唐突に書く事にします!(*´д`*)

今日は60年代からソング・ライターとして活動していたテリー・キャリアー(1945年5月24日生まれ)のアルバムを紹介します。

by カエレバ

曲名リスト
1. モニュメンツ・オブ・マース(ゲスト:マーク・マック for 4HERO)
2. ラニング・アラウンド
3. ダーカー・ザン・ア・シャドウ(ゲスト:マーク・マック for 4HERO)
4. ブラザー・トゥ・ブラザー(ゲスト:ポール・ウェラー)
5. ターン・ディス・ムザ(ゲスト:マーク・マック for 4HERO)
6. キャラヴァン・オブ・ラヴ
7. シエラレオーネ
8. スピーク・ユア・ピース
9. トーキョー・ムーン
10. ウィ・アー・ノット・アローン
11. ジャスト・マイ・イマジネイション
12. イマジン・ア・ネイション
13. チェルシー・ブルー
14. ガット・トゥ・ゲット・イット・オール
15. ホワット・カラー・イズ・ラヴ(ライヴ)


70年代に"Ordinary Joe"や"I Don't Wanna See Myself"といった名曲を発表したシカゴ・ソウルの立役者、"Mr.フリー・ソウル"テリー・キャリアー。
一時は引退していた彼が'98年にリリースした「Timepeace」で見事に復活。ライブ盤を挟んでオリジナルとしては4年振りにリリースした本作は、プロデューサーには彼をリスペクトしていたインコグニートのブルーイや4Heroのマーク・マックが担当、ゲストにはポール・ウエラーやアベレージ・ホワイト・バンドのヘイミッシュ・スチュワート等が参加しています。

マークが手掛けた美しいストリングスをバックにテリーが奏でるアコギの音色と語りかける様なバリトン・ヴォイスが三位一体となって展開する"Monuments Of Mars"を筆頭に、3.11同時多発テロをモチーフにしたフォーキー・ソウルの名曲"Running Around"、本作の目玉ともテリーとポールの見事なセッションが魅力的な"Brother To Brother"、年輪からくる官能的でジャジーな歌声が魅力的な"Turn This Mutha"・・・どの曲も秀作揃いです。プロデュースやゲストといった表面的な"売り"が感じられますが、中身はテリーの圧倒的な存在感が支配しています。




その存在感はアイズレー・ジャスパー・アイズレーの"Caravan Of Love"と、テンプテーションの"Just My Imagination"という2曲のカヴァーでも感じる事が出来ます。


この他、ジャジーなグルーヴに乗せテリーのスキャット交じりのライムが染みてくるタイトル・トラックの"Speak Your Peace"、来日した時の思い出を歌った"Tokyo Moon"、ジョン・レノンの"Imagine"を彷彿させる"Imagine A Nation"等、聴き所の多い作品です。



尚、日本盤には"What Color Is Love"のライヴ・テイクがボーナス・トラックとして収録されています。




テリーは現在もコンスタントに活動。
'09年にはマッシブ・アタックとコラボした3曲を含む「Hidden Conversations」をリリース。

by カエレバ

曲名リスト
1. Wings(with Massive Attack)
2. Sunset Boulevard
3. Hidden Conversations
4. The Hood I Left Behind
5. Once I Dreamed of Heaven
6. Fool Me Fool You
7. Rice and Beans
8. Jessie and Alice
9. John Lee Hooker(with Massive Attack)
10. Live With Me(with Massive Attack)
11. Ordinary Joe (Live 2008)*
12. Lookin' Out (Live 2008)*
13. Fix The Blame (Studio 2008 Version)*
14. Live With Me (Live Band Version)*




こちらもナカナカ良いので聴いてみてください(*'-')





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