Fruit at the Bottom / Wendy & Lisa ('89)

昨日fDELUXEを聴いてたら懐かしくなって'80年代のプリンス・ファミリーのアルバムを引っ張り出して聴いてます('-')

そんな中から今日は'89年にリリースしたウェンディ&リサの2nd「フルーツ・アット・ザ・ボトム」をご紹介(*'-')


曲リスト
01.Lolly Lolly
02.Are You My Baby?
03.Satisfaction
04.Always In My Dreams
05.Everyday
06.From Now On (We're One)
07.Tears Of Joy
08.Someday I
09.I Think It Was December
10.Fruit At The Bottom
11.Are You My Baby? (7" Remix)
12.Happy Birthday
13.Lolly Lolly (According To Prince)
14.Hip Hop Love
15.Are You My Baby? (My Man'S 12")
16.Satisfaction (12" Dance Mix)
(11-16.2011リマスター盤のボーナス・トラック)

プリンスのバンド”ザ・レヴォリューション”が解散した翌年の'87年にWendy & Lisaをリリース。
2年後の'89年にリリースされたのが本作です。

前作では元バンド・メンバーのボビー・Zがプロデューサーとして参加してましたが、本作はセルフ・プロデュースとして自立した形となっています('-')
またバンド・メンバーも、ウェンディの双子の妹スザンナ、ドラムのカーラ・アザール(Carla Azar)、コーラスのコール(Cole Ynda)と前作でも参加したメンバーで構成されているので安定した印象を受けます。


ファースト・シングルの"Are You My Baby?"はプリンス・ライクなミネアポリス・ファンク臭がプンプンするベース・ラインとウェンディが演奏する軽快なギターのカッティングが魅力的な1曲でした(*'-')



セカンド・シングルでアルバムの1曲目を務める"Lolly Lolly"は「Around The World In A Day」辺りに収録されてもおかしくない様なサイケデリックなサウンドと2人の掛け合いが楽しい1曲ですね^^



3rdシングルの"Satisfaction"には同じくプリンス一派だったザ・タイムのジェシー・ジョンソンがギターで参加。
クレジットには書いてないけどバック・ボーカルにも参加してるのかな?


シングル・カットされた冒頭3曲の他にもメロディアスなバラード・ナンバーの"Always In My Dreams"やファンキーな"Everyday"、ファンク・ロックの"From Now On"、そしてソリッド感溢れるタイトル・トラックの"Fruit At The Bottom"等、プリンスの呪縛から抵抗してる感が否めない前作よりも自然な形でミネアポリス・ファンクを表現したアルバムだと思います。


プリンスとの距離感が少し縮まった気がするのは"Lolly Lolly"のリミックスにプリンスが参加してるというのもあります('-')



'11年に6曲入りのSnapshots EPがリリースされましたがアルバムとしては'08年のWhite Flags of Winter Chimneysが最後。

そろそろ新作をリリースしてくれないかな・・・・('-')



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2 件のコメント :

  1. これもまた大傑作でしたよね。

    レボリューション解散、プリンスは本当にもったいない人切りをしたと思いますが、自分の成長にはあの別離が必要だったのかもしれません。

    アルバム後半、昔はタイトル曲以外、いまいちだったのですが、今聴くと、とてもいいです。

    ロードハウス・ガーデンアルバムがリリースされたらいいのですが。

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    1. 当時”レボリューション解散”って聞いた時は”えーー!”って思わず声を上げて驚いたのを今でも覚えてます。

      でも今思えばおっしゃる通り両者の為にもアレで良かったんでしょうね。

      ほんとロードハウス・ガーデン出れば良いんですけどね・・・

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