Chris Dave & the Drumhedz / Chris Dave & the Drumhedz ('18)

年度末のバタバタから少し開放されたんで、紹介してないアルバムを掘り起こし。
今日はクリス・デイヴ初のリーダー・アルバム「クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズ」を聴いてます('∇')



曲リスト

01.Rocks Crying
02.Universal Language
03.Dat Feelin' (feat. SiR)
04.Black Hole (feat. Anderson .Paak)
05.2N1
06.Spread Her Wings (feat. Bilal & Tweet)
07.Whatever
08.Sensitive Granite (feat. Kendra Foster)
09.Cosmic Intercourse (feat. Stokley Williams)
10.Atlanta, Texas (feat. Goapele & Shafiq Husayn)
11.Destiny N Stereo (feat. Elzhi, Phonte Coleman & Eric Roberson)
12.Clear View (feat. Anderson .Paak & SiR)
13.Job Well Done (feat. Anna Wise & SiR)
14.Lady Jane
15.Trippy Tipsy

クリス・デイヴについて

クリス・デイヴ(Chris “Daddy” Dave)は、テキサス州ヒューストン生まれの44歳。
幼い頃から父親の影響でマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーン等を聴いて育ちドラムを覚えます。
ワシントンのハワード大学卒業後、ジャム&ルイスに見初められ彼らがプロデュースするミント・コンディションの2ndアルバムFrom the Mint Factory('93)にドラマーとして参加、ドラマーとしてのキャリアをスタートさせます。
ジャム&ルイスに気に入られたクリスはミント・コンディションの他にも彼らがプロデュースするメアリー・J.ブライジのやライオネル・リッチー等のアルバムに参加。
以降、トニ・ブラクストンケニー・ギャレットミシェル・ンデゲオチェロマックスウェル・・・とオファーが絶えません('-')
’10年代もアデルロバート・グラスパーディアンジェロアンダーソン・パークエド・シーランアンドラ・デイジョン・レジェンドと好きなアルバムに頻繁に顔を出してくれますw
(リンク貼ってないアーティストのアルバムも全部持ってます)

セッション・ミュージシャン以外の活動として始めたのが’13年からスタートしたクリス・デイヴ&ドラムヘッズです。
ライブによりメンバーが流動的な時はがありますが主要は・・・

  • ドン・ヘンリーやポール・ヤング等数多くのアーティストとプレイした名ベーシストのピノ・パラディーノ(Pino Palladino)。
  • リアーナやミゲル等のアルバムに参加しているギターのティム・ステュワート(Tim Stewart)。
  • コリーヌ・ベイリー・レイやアンダーソン・パークのアルバムに参加したギターのアイザイア・シャーキー(Isaiah Sarkey)。
  • TLCやPJモートン等のアルバムに参加しているサックスのケビ・ウィリアムズ(Kebbi Williams)。
  • クリスと共に行動しているキーボードのプーキー(Cleo “Pookie” Sample)。

で構成、このうちクリス、ピノ、アイザイア、プーキーはディアンジェロの名盤Black Messiahのザ・ヴァンガードのメンバーとしてツアーを共にしています。

活動第一弾として、同年にミックス・テープ「The Drumhedz Mixtape」を無料ダウンロードで発表!
ロバート・グラスパーや盟友ミント・コンディションストークリー・ウイリアムズ他多彩なゲストが参加した事で話題になりました。

近年は、前述のアンダーソン・パークMalibu他、SiR(サー)のSeven Days宇多田ヒカル等、プロデューサーとしても活躍しています。

アルバムについて

前回の「The Drumhedz Mixtape」は無料だったので商業的なデビュー・アルバムとしては本作になります。
基本的には前述のメンバーによるものですが、長年客演をやってきただけあってデビュー・アルバムに華を添えるという事で、ロバート・グラスパーアンダーソン・パークSiRキーヨン・ハロルドビラルトゥイートストークリー・ウイリアムズケンドラ・フォスターア・トライブ・コールド・クエストアリ・シャヒード・ムハマド(Ali Shaheed Muhammad)・・・書ききれない程のゲスト・ミュージシャンが参加しています!

昨年末に先行配信された"Destiny N Stereo" にはDJジャジー・ジェフスラム・ヴィレッジ(Slum Village)のエルザイ(Elzhi)、フォンテ(Phonte Coleman)、エリック・ロバーソン(Eric Roberson)が参加。


続く"Dat Feelin'"にはプロデュースのお礼にSiRと彼の従姉妹のティファニー・グーシェイが参加した他、クリス達と共にディアンジェロのバンドで活動したトランペッターのキーヨン・ハロルド、ディアンジェロの盟友ジェイムス・ポイザーも参加しています。


アルバム1枚でこんなにゲスト・アーティストの事を書く事無いな・・・(;゜д゜)

ここから極力ゲストは割愛!
(と言いつつ書くw)アンダーソン・パークが参加した土着的なサウンドがカッコイイ"Black Hole"を始め、ゆったりと流れるサウンドをバックにビラルとトゥイートのデュエットがエロカッコイイ"Spread Her Wings"、ディアンジェロのアルバム聴いてたらニヤリとしてしまう"Whatever"からの"Sensitive Granite"・・・と、どこを切っても素晴らしいアルバムです。


5月には29日(火)にビルボードライブ大阪30日(水)・31日(木)にビルボードライブ東京で来日公演が開催。(メンバー未定)
デビュー・アルバムを引っさげての公演だから盛り上がりそうですねー!

↓2014年のライブ

参加しているロバート・グラスパーによるアルバム告知!





ミックス・テープ

冒頭で紹介した「The Drumhedz Mixtape」は現在ダウンロード出来ませんが、公式のsoundcloudページでは聴くことが出来ます('-')
ロバート・グラスパージェイムス・ポイザーサンダーキャットミント・コンディションストークリー他、豪華なゲストが多数参加。
これもいつか是非フィジカル・リリースして欲しいものです!



もうひとつ、昨年soundcloudにアップされたラジオ番組風の「The Drumhedz Radio Show」もカッコイイです。
こちらにはDJジャジー・ジェフカマシ・ワシントンクエストラヴ等こちらも豪華な客演となってます。




スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿