今日はクリス・デイヴ初のリーダー・アルバム「クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズ」を聴いてます('∇')
曲リスト
01.Rocks Crying02.Universal Language
03.Dat Feelin' (feat. SiR)
04.Black Hole (feat. Anderson .Paak)
05.2N1
06.Spread Her Wings (feat. Bilal & Tweet)
07.Whatever
08.Sensitive Granite (feat. Kendra Foster)
09.Cosmic Intercourse (feat. Stokley Williams)
10.Atlanta, Texas (feat. Goapele & Shafiq Husayn)
11.Destiny N Stereo (feat. Elzhi, Phonte Coleman & Eric Roberson)
12.Clear View (feat. Anderson .Paak & SiR)
13.Job Well Done (feat. Anna Wise & SiR)
14.Lady Jane
15.Trippy Tipsy
クリス・デイヴについて
クリス・デイヴ(Chris “Daddy” Dave)は、テキサス州ヒューストン生まれの44歳。幼い頃から父親の影響でマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーン等を聴いて育ちドラムを覚えます。
ワシントンのハワード大学卒業後、ジャム&ルイスに見初められ彼らがプロデュースするミント・コンディションの2ndアルバム「From the Mint Factory」('93)にドラマーとして参加、ドラマーとしてのキャリアをスタートさせます。
ジャム&ルイスに気に入られたクリスはミント・コンディションの他にも彼らがプロデュースするメアリー・J.ブライジのやライオネル・リッチー等のアルバムに参加。
以降、トニ・ブラクストン、ケニー・ギャレット、ミシェル・ンデゲオチェロ、マックスウェル・・・とオファーが絶えません('-')
’10年代もアデル、ロバート・グラスパー、ディアンジェロ、アンダーソン・パーク、エド・シーラン、アンドラ・デイ、ジョン・レジェンドと好きなアルバムに頻繁に顔を出してくれますw
(リンク貼ってないアーティストのアルバムも全部持ってます)
セッション・ミュージシャン以外の活動として始めたのが’13年からスタートしたクリス・デイヴ&ドラムヘッズです。
ライブによりメンバーが流動的な時はがありますが主要は・・・
- ドン・ヘンリーやポール・ヤング等数多くのアーティストとプレイした名ベーシストのピノ・パラディーノ(Pino Palladino)。
- リアーナやミゲル等のアルバムに参加しているギターのティム・ステュワート(Tim Stewart)。
- コリーヌ・ベイリー・レイやアンダーソン・パークのアルバムに参加したギターのアイザイア・シャーキー(Isaiah Sarkey)。
- TLCやPJモートン等のアルバムに参加しているサックスのケビ・ウィリアムズ(Kebbi Williams)。
- クリスと共に行動しているキーボードのプーキー(Cleo “Pookie” Sample)。
で構成、このうちクリス、ピノ、アイザイア、プーキーはディアンジェロの名盤「Black Messiah」のザ・ヴァンガードのメンバーとしてツアーを共にしています。
活動第一弾として、同年にミックス・テープ「The Drumhedz Mixtape」を無料ダウンロードで発表!
ロバート・グラスパーや盟友ミント・コンディションのストークリー・ウイリアムズ他多彩なゲストが参加した事で話題になりました。
近年は、前述のアンダーソン・パークの「Malibu」他、SiR(サー)の「Seven Days」、宇多田ヒカル等、プロデューサーとしても活躍しています。
アルバムについて
前回の「The Drumhedz Mixtape」は無料だったので商業的なデビュー・アルバムとしては本作になります。基本的には前述のメンバーによるものですが、長年客演をやってきただけあってデビュー・アルバムに華を添えるという事で、ロバート・グラスパー、アンダーソン・パーク、SiR、キーヨン・ハロルド、ビラル、トゥイート、ストークリー・ウイリアムズ、ケンドラ・フォスター、ア・トライブ・コールド・クエストのアリ・シャヒード・ムハマド(Ali Shaheed Muhammad)・・・書ききれない程のゲスト・ミュージシャンが参加しています!
昨年末に先行配信された"Destiny N Stereo" にはDJジャジー・ジェフ、スラム・ヴィレッジ(Slum Village)のエルザイ(Elzhi)、フォンテ(Phonte Coleman)、エリック・ロバーソン(Eric Roberson)が参加。
続く"Dat Feelin'"にはプロデュースのお礼にSiRと彼の従姉妹のティファニー・グーシェイが参加した他、クリス達と共にディアンジェロのバンドで活動したトランペッターのキーヨン・ハロルド、ディアンジェロの盟友ジェイムス・ポイザーも参加しています。
アルバム1枚でこんなにゲスト・アーティストの事を書く事無いな・・・(;゜д゜)
ここから極力ゲストは割愛!
(と言いつつ書くw)アンダーソン・パークが参加した土着的なサウンドがカッコイイ"Black Hole"を始め、ゆったりと流れるサウンドをバックにビラルとトゥイートのデュエットがエロカッコイイ"Spread Her Wings"、ディアンジェロのアルバム聴いてたらニヤリとしてしまう"Whatever"からの"Sensitive Granite"・・・と、どこを切っても素晴らしいアルバムです。
5月には29日(火)にビルボードライブ大阪、30日(水)・31日(木)にビルボードライブ東京で来日公演が開催。(メンバー未定)
デビュー・アルバムを引っさげての公演だから盛り上がりそうですねー!
↓2014年のライブ
参加しているロバート・グラスパーによるアルバム告知!
ミックス・テープ
冒頭で紹介した「The Drumhedz Mixtape」は現在ダウンロード出来ませんが、公式のsoundcloudページでは聴くことが出来ます('-')ロバート・グラスパー、ジェイムス・ポイザー、サンダーキャット、ミント・コンディションのストークリー他、豪華なゲストが多数参加。
これもいつか是非フィジカル・リリースして欲しいものです!
もうひとつ、昨年soundcloudにアップされたラジオ番組風の「The Drumhedz Radio Show」もカッコイイです。
こちらにはDJジャジー・ジェフやカマシ・ワシントン、クエストラヴ等こちらも豪華な客演となってます。
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