blackSUMMERS'night / Maxwell ('16)

4月の”ミネソタの悲劇”以来ベジタリアンの様に”プリンス以外は受け付けない”状態が継続中。

この前、全然関係ないロック・アルバムを聴こうとしましたが10秒でストップ・・・まだまだ気持ちが付いていかないですねぇ(´・ω・`)

そんな状態から少しで回復する為”プリンス直系アーティスト””プリンスと所縁のあるアーティスト””プリンスをリスペクトしてるアーティスト”・・・と体を慣らしている状態。

そんな訳で今日は先日のBET AWARDSで新曲"Lake by the Ocean"からプリンスの名曲"Nothing Compares 2 U."の冒頭"It's been seven hours and thirteen days~"を実際の日数に変えファンの涙を誘ったマックスウェルの待ちに待った「blackSUMMERS'night」を聴いています。


曲リスト
01.All the Ways Love Can Feel
02.The Fall
03.III
04.Lake By the Ocean
05.Fingers Crossed
06.Hostage
07.1990x
08.Gods
09.Lost
10.Of All Kind
11.Listen Hear
12.Night

'09年に8年振りの「BLACKsummers’night」を発表。
”BLACKSUMER’SNIGHT”3部作として計画され早い段階で次が出ると言われたものの、声帯の手術や親族が亡くなるという環境の変化もあり何度も延期、7年の歳月を経てようやく第2弾がここにリリースされました。

制作にはデビュー作からホッド・デイヴィッド(Hod David)、そして前作には参加しなかったもののこちらもデビュー作を手掛けたシャーデー(Sade)のステュアート・マシューマン(Stuart Matthewman)の3人体制で制作。

この他、マイルス・デイヴィスの映画でも活躍したロバート・グラスパーを始め、ロバートのアルバムでも活躍しているマーク・コレンバーグデリック・ホッジ、アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーといった若いアーティストを手掛けるキーボーディスト兼作曲家のトラヴィス・セイルズ等が脇を添えています。

デビュー作Maxwell's Urban Hang Suiteから20周年という記念すべき本作からの第一弾シングルは、4月に発表され前述のBETでも披露された"Lake By The Ocean"です。



6分強に及ぶショートムービー仕立てのMVは彼独特の乾いたハスキー・ヴォイスと相まって”BLACKSUMMERS'NIGHT”の”SUMMERS'”のイメージに相応しい1曲となってます('-')

"Lake By The Ocean"と同じくディスコ・サウンドを取り入れた様なスペイシーで浮遊感のある"All the Ways Love Can Feel"、マークのトリッキーなドラム・サウンドが面白い"The Fall"、ロバート・グラスパーが参加したジャジーな"Fingers Crossed"やマーヴィン・ゲイを連想させるシンプルな中にもコーラスを上手く使った"Hostage"等、自ら”プログレッシヴ・ソウル”と形容した様に実験的なアルバムになっています。




他にも前述のステュアート・マシューマンによる音割れしそうなゴリゴリのソウル・ナンバーの"Lost"やセクシーな"Listen Hear"の2曲もデビュー当時のマックスウェルを体感出来る良曲です('-')

8月には待望の来日公演も実現し正に”順風満帆”って感じですね。

そう言えば、当初収録予定だった"Orphan""Three"がお蔵入りになったのは"SUMMERS'"向きじゃなかったのかな?
出来れば第3弾の「blacksummers'NIGHT」に収録されるといいなぁ('-')


【オマケ】
冒頭で書いたBETでのパフォーマンス動画のリンクを貼っておきます。

Wait No Longer, Maxwell has Returned!



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