The Dreaming Room / Laura Mvula ('16)

9月20日、22日にデュラン・デュランの来日公演が開催、加えて東京公演にはナイル・ロジャースが参戦って事でSNSのTLどっちがメインか判らない状態になってますね(*´д`*)

ナイル・ロジャースと言えば、先日はジョージ・マイケルのリワーク・バージョンの"Fantasy"が話題になってますね。

今年64歳だけど今年ロックの殿堂入りを果たし衰えるどころか更に活躍って感じで、昔から聴いてる1ファンとしては嬉しい限りです('∇')

客演も多いですが、今日は昨年リリースしたローラ・マヴーラの新譜を聴いています('-')



曲リスト

1.Who I Am
2.Overcome (feat. Nile Rodgers)
3.Bread
4.Lucky Man
5.Let Me Fall
6.Kiss My Feet
7.Show Me Love
8.Renaissance Moon
9.Angel
10.People (feat. Wretch 32)
11.Nan
12.Phenomenal Woman
13.Phenomenal Woman (Idris Elba's 90's Flex Mix)
14.Overcome (feat. Nile Rodgers) [MXXWLL Remix]
13.14は日本盤特典ボーナス・トラック

ローラ・マヴーラについて

イギリスのバーミンガム出身で"マヴーラ"は旦那さんの性です('-')
幼少期からジャズを聴き教会ではゴスペルを歌い、幼少期からピアノを始め色んな楽器を習う等、正に音楽漬けの環境で育っています。

’13年にRCAからアルバムSing to the Moonをリリース。
本作収録の"She"”Green Garden"が話題になりました。
”Green Garden"はプリンスも注目していてお気に入りの一曲みたいな感じで紹介、15年4月のライブではカヴァーを披露(歌はジュディス・ヒル)していました。



↓は当時ローラが嬉しくてfacebookにアップした投稿


アルバムについて 

BRITアワードを始め数々の音楽賞にノミネートされた前作の影響からか、持病のパニック障害が悪化、それに伴い夫テンバとの別れ、アルコール依存とうつ病を発症と、最悪の事が続いたそうです。

こういうニュースを聞いた時、同じくイギリスで活躍したエイミー・ワインハウスの事を思い出さずにいられなかったけど、今は病気と正面から向き合って活動しているそうです。(改名されなかった事からも旦那さんとは今も良好な関係なんでしょうね。)

そんな過酷な中で制作された3年ぶりの新作は、前作にも参加したトロイ・ミラー(Troy Miller)が担当。
ゲストにはナイル・ロジャース(Nile Rodgers)やイギリスのラッパーのレッチ・スリー・トゥー(Wretch 32)が参加。

ナイルが参加した克服という意味の"Overcome"は、これまでの土着的なサウンドの中にディスコ・サウンドが入った面白い1曲です。


ちなみにこの曲もプリンスお気に入りの1曲で、シディベ(Sidibe)と同じくTIDALで毎週Purple Pick of the Weekと題して、自分の楽曲+αで1曲をセレクトしていました。

さらにキャッチーなサウンドにしたのが"Phenomenal Woman"や前作の延長的なUKオーガニック・ソウルの"Show Me Love"等、ローラらしいアーティスティックな1枚に仕上がってます。



日本盤について

日本盤には"Phenomenal Woman""Overcome"のリミックスが収録されていて、どちらもオリジナルとはまた違ったクラブ系のサウンドになってて面白いです('-')
(MXXWLLはマックスウェルと読むそうです。Sallyさん情報ありがとう😃)






Special Editionについて

日本盤の発売から5ヶ月後、スペシャル・エディションがリリースされました。




こちらはオリジナルの12までは共通で、以下↓が追加されています。

曲リスト

13.Ready or Not
14.You Work for Me
15.Magic (BBC Live Version)
16.Silence Is the Way (feat. Laura Mvula)
17.Same Ol' Mistakes (BBC Live Version)
18.Mellow Man

BBCのライブ・パフォーマンスの他、ロバート・グラスパーによるマイルス・デイヴィスのトリビュート盤Everything's Beautiful / Miles Davis & Robert Glasperに収録された”Silence Is the Way”、映画『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』に収録された"You Work for Me"デルフォニックスの'68年の名曲"Ready or Not"のカヴァー等が追加収録されています。





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