'50年代後半から作詞家ハル・デヴィッドと組み、数々の楽曲を手掛けたソングライターでありシンガーでもあるバート・バカラック。
'06年には28年振りのリード作「At This Time」で健在振りをアピールしましたね~
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自ら伝えたい事を歌詞に込めたり、ドクター・ドレーやエルビス・コステロを迎えりと話題性がありましたが、個人的には80年代辺りまでの楽曲が心地良くで好きです。
多くのアーティストに楽曲提供しているバカラックを一度に聴くには、スタンダード・ナンバーとして今尚愛され続けている代表曲(50曲)をセレクトされた2枚組みの本オムニバス盤が最強ではないでしょうか。
バート・バカラック・プレゼンツ・スウィート・メロディーズ
バート・バカラック・オーケストラ&コーラス オムニバス ジーン・マクダニエルズ ジーン・ピットニー トミー・ハント ディオンヌ・ワーウィック ドリフターズ ジミー・レッドクリフ ボビー・ヴィントン ザ・サーチャーズ カーペンターズ

曲名リスト
1. クロース・トゥ・ユー(遥かなる影) - カーペンターズ
2. サン・ホセへの道 - ディオンヌ・ワーウィック
3. マジック・モーメンツ - ペリー・コモ
4. ストーリー・オブ・マイ・ライフ - マーティ・ロビンス
5. 雨にぬれても - B・J・トーマス
6. 小さな願い - アレサ・フランクリン
7. ベイビー・イッツ・ユー - シレルズ
8. プリーズ・ステイ - ドリフターズ
9. 何かいいことないか仔猫チャン? - トム・ジョーンズ
10. タワー・オブ・ストレングス - ジーン・マクダニエルズ
11. リバティ・バランスを撃った男 - ジーン・ピットニー
12. 恋のとまどい - トミー・ハント
13. 恋よ、さようなら - ディオンヌ・ワーウィック
14. ニッキ - バート・バカラック・オーケストラ&コーラス
15. 恋するメキシカン - ドリフターズ
16. フォーガットゥン・マン - ジミー・レッドクリフ
17. ブルー・オン・ブルー - ボビー・ビントン
18. ディス・エンプティ・プレイス - サーチャーズ
19. レット・ザ・ミュージック・プレイ - ドリフターズ
20. 恋するハート - ディオンヌ・ワーウィック
21. ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム - ブルック・ベントン
22. ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン - スタイリスティックス
23. 愛の痛手 - ジーン・ピットニー
24. エニィ・デイ・ナウ - チャック・ジャクソン
25. カジノ・ロワイヤル - ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス
1. 恋の面影 - ダスティ・スプリングフィールド
2. ウォーク・オン・バイ - ディオンヌ・ワーウィック
3. 私を悲しませないで - バート・バカラック
4. 恋のウェイト・リフティング - サンディ・ショウ
5. 世界は愛を求めている - ジャッキー・デシャノン
6. リーチ・アウト - ナンシー・ウィルソン
7. 素晴らしき恋人たち - ジャック・ジョーンズ
8. タルサから24時間 - ジーン・ピットニー
9. 涙でさようなら - ジャッキー・トレント
10. ドント・メイク・ミー・オーヴァー - ディオンヌ・ワーウィック
11. 汽車と船と飛行機 - アニタ・ハリス
12. ビー・トゥルー・トゥ・ユアセルフ - ボビー・ヴィー
13. メイド・イン・パリス - トリニ・ロペス
14. アルフィー - シラ・ブラック
15. ウィッシン・アンド・ホーピン - ダスティ・スプリングフィールド
16. ジス・ガール - ペトゥラ・クラーク
17. リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー - フィフス・ディメンション
18. オッズ・アンド・エンズ - ディオンヌ・ワーウィック
19. アイ・ウェイク・アップ・クライング - チャック・ジャクソン
20. 愛のおとずれ - トニー・オーランド
21. イッツ・ラヴ - シレルズ
22. ニュー・ヨーク・シティ・セレナーデ - クリストファー・クロス
23. 世界の窓と窓 - プリテンダーズ
24. 愛のハーモニー - ディオンヌ&フレンズ(フィーチャリング・エルトン・ジョン、グラディス・ナイト&スティーヴィー・ワンダー)
25. ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス - バート・バカラック&エルヴィス・コステロ
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収録アーティストにはバカラックを語る上でなくてはならないディオンヌ・ワーウィックを始め、ペリー・コモ、カーペンターズ、アレサ・フランクリン、トム・ジョーンズ、クリストファー・クロス、ダスティ・スプリングフィールド、ドリフターズ、エルヴィス・コステロとレーベルを越えたアーティストが収録されるという豪華な収録になっています。
Disc 1にはカーペンターズの代表曲"遥かなる影"からスタートし、D・ワーウィックの"サンホセへの道"や"恋するハート"、映画『明日に向かって撃て!』の名曲"雨にぬれても"、A・フランクリンが歌う(オリジナルはD・ワーウィック)ソウルフルな"小さな願い"等、タイトルでは判らない方も聴けばスグ判る耳馴染みな曲が数多く収録されています。
Disc 2でも同じで、映画『007/カジノ・ロワイヤル』で使用されたD・スプリングフィールドの"恋の面影"を筆頭に、D・ワーウィックの"ウォーク・オン・バイ"や"愛のハーモニー"、V・ウイリアムズがカヴァーした事でも有名な"アルフィー"、C・クロスの代表曲でもある"ニューヨーク・シティ・セレナーデ"、そしてラストのバカラック&コステロの"ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス"迄お洒落なナンバーが続きます。
何より素晴らしいのは、色んなアーティストが歌い楽曲のコード進行が違いながらも一聴しただけでバカラック・サウンドというのが判る作曲家としての才能と今聴いても色褪せない音楽センスだと思います。又中にはバカラックが作ったとは知らずに聴いていた曲等もあり、そう言った面からも改めてバカラックの偉大さを実感する事が出来ます。
興味がある方は聴いてみて下さい(*'-')
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